【Silverware】armor65をプロポの設定だけでいい感じに飛ばす
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安いのにちゃんと飛びます
- Unboxing!
- 【カスタマイズ1】カメラ角を変更
- 今回のテストフライトの条件
- まずは結果から!
- 【カスタマイズ2-1】OpenTX設定
- 【カスタマイズ2-2】OpenTX設定 タイマー設定
- 【カスタマイズ2-3】OpenTX設定 プロトコル設定
- 【カスタマイズ2-4】OpenTX設定 スイッチ設定
- 【カスタマイズ2-5】OpenTX設定 レート変更設定
- 最後に
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Unboxing!
Makerfireが直々に出している機体のようです。だから安い??
Makerfire Armor 65 Lite NotFastEnuf/NFE_Silverware Bayang Protocol GITEKI Mark (TELEC Certification)
機体だけの場合$42.99 USDで買えちゃいます
7ミリブラシモーターを搭載しており、ブラシレスモーターのような力強さを感じますが、一般的な6ミリブラシモーター機と同様、素直で滑らかな飛行になります
なお、この簡易プロポ同梱セットについているプロポは技適取得済のプロポで、日本の初心者さんを考えてくれてるのかな?と思います。
純正バッテリーはこれです
Crazepony 6pcs 300mah 1S HV 3.8V Lipo Battery 30C JST-PH 2.0 25mm Cable
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【カスタマイズ1】カメラ角を変更
デフォルト状態ではカメラ角が結構高いです
私が普段Tinyレースで使っている機体は25°のカメラマウントを使っているのですが、並べるとarmor65はそれより高いです
屋外では良さそうですが、屋内で練習する場合は角度が高すぎて使いづらいです。
そこで、カメラ角を下げます
カメラはスポンジの両面テープでくっつけられているので、これをFCの中心に近くなるように場所を下げます。
その後、角度が浅くなるように手でずらしました
そして上からキャノピーをかぶせるのですが...
キャノピーを付け直そうとすると、角度が下がった分AIOカメラの基板が上にせり出してくるため干渉するようになってしまい、そのままではキャノピーを付けることができなくなってしまいました。
そこで、ゴムダンパーを挟むことでマウント位置の高さを上げ、キャノピーがはまるようにしています
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今回のテストフライトの条件
openTXで動作しているT12プロポを使います
- 設定の方針
ファームウェアいじろうと思ったのですが.....Silverwareの設定ケーブルが別途必要なようです(←知らなかったw)
よって、ファーム側の設定をいじるのは今回は諦め、プロポ側の設定のみでどこまで思い通りに飛ばせるようにできるかチャレンジしてみますw
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まずは結果から!
このくらいの速度でうまく飛ばせました!
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【カスタマイズ2-1】OpenTX設定
ここから先はプロポの設定変更です。少し長くなります。
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【カスタマイズ2-2】OpenTX設定 タイマー設定
まずはタイマー設定から。
メイン画面にはスロットル入力中にカウントダウンされるタイマーを表示しました
これはarmor65LiteにはOSD表示が無いためいつ着陸すればいいのかを音で判断できるようにするためです
SETUPページのTimerで設定することができます。
Ths ・・・スロットルが入力されている間カウントダウン
03:05・・・タイマーのタイム
なお、タイマーのリセットはメイン画面から決定ボタンの長押しでReset...を選択し、Reset timer1を選択して行うことができます
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【カスタマイズ2-3】OpenTX設定 プロトコル設定
armor65liteはbayangプロトコルでプロポと機体の通信を行います
JP4in1モジュールを付けていることを前提に、SETUPページのExternal RFで設定しました。
Mode ・・・MULT Bayang を設定。
なお、Autobindはチェックを外しましょう
この設定状態では
- 機体に電源を入れる
- プロポの電源を入れる
の順番で電源を入れると、再度のバインドは実施しなくても自動的にバインドされます
(プロポの電源を先に入れてしまった場合、バインドが切れてバインドのやり直しが発生するので注意が必要です)
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【カスタマイズ2-4】OpenTX設定 スイッチ設定
5番と6番に、スイッチを割り当てました
その後、5チャンネルと6チャンネルにその操作を割り当てます
割り当てを行うと、
5番:arm - disarmの切り替え
6番:アングル・アクロの切り替え
で利用することができます。
これをしない場合、スティックコマンドでこの操作をしなければならないので面倒です
お手軽に使うためにチャンネル設定をしましょう!
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【カスタマイズ2-5】OpenTX設定 レート変更設定
OpenTXでのレート変更の流れは以下です
- スティックの操作量を表す曲線を作成する
- 作成した曲線をINPUTページで各スティック操作に割り当てる
まずはスティックの操作量を表す曲線を作成します
CURVESタブへ入り、曲線を作成しましょう
今回はロール・ピッチ用に作成した曲線と、ヨー用に作成した曲線の2つを作成しました
6つの制御点を使って曲線を描画する「6pts」で曲線を作成しています
この画面で下ボタンを押していくと、各制御点ごとの値を設定するウインドウが出現します。 そのポイントでの値を設定することができ、これにより曲線の形を変化させることができます
次に、INPUTページに戻り編集を行います
Curveの項目を「Cstm」に設定し、その右隣の項目で曲線の種類を選択します。
ここで先ほど作った曲線を選択します
選択すると、INPUTページにも表示され、確認できます
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最後に
以上、ここまでやって、ファームウェアの設定をせずとも、ある程度は自分好みに飛ばせるようになりました!
激安機体でしっかり飛ぶって、昔トイドローンで多少は痛い目見てきてるのですごいことだと思います。
操縦のフィーリングとしては、180°ターン時の機体の流れや(Angle strength相当?)、姿勢をもっと維持してほしい(Iが足りない?)など改善の余地があると思いますが、操縦していて私がかつて入門機として買ったinductrixを何となく思い出したあたり、初心者用セットアップとしてはこれで正解だと思います。
そのうえで、今回行ったカメラ角下げだけはやった方がいいですね~
次はSilverwareのファームをいじりたいです。設定ケーブルはやく届かないかなぁ