【レビュー】HBFPV HB65
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65mmのブラシレスwhoop
最近巷で話題のブラシレスTiny whoopです
インターネットを観測する限り、URUAVのUR65が一番売れているように思いますが、私はこちらを選んで購入しました。
HB65 65mm 1S Micro Brushless RC FPV Racing Drone BNF F3 OSD 5A Dshot 25mW 48CH 600TVL
理由はズバリ!DSMXレシーバー付属のセットが売っていたからです!私はDXeユーザなのですよ~
セット内容としては、ドローン本体と外付けDSMXレシーバ
付属のUSBコネクタは、つなげたときに水平にできるのでキャリブレーションの時に必須。
一応充電器ついてます(基盤むき出しのへんなやつ)
その他、プロペラリムーバーと磁化済+ドライバーがついててうれしいです。
しかし...説明書など無い!!なモノだったので、苦労する子でした。
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DXeとのバインド方法
レシーバをFCと接続。
箱だしでは3ピンコネクタでつながってましたが、邪魔だったので直接半田でつなげ直しました。
Beecore F3フライトコントローラのバインドですが、このFCはバインドボタンがありません。
BetaFLIGHTにて入力インターフェイスとしてRX3を設定したうえで
コンソールよりコマンドたたく必要ありました
バインドの方法は以下
①受信機取付済フライトコントローラー(写真のように、もしくはコネクタなりなんなりで)をUSBケーブルでパソコンと接続。(注:バインドするときは、バッテリーを接続しないこと)
②Betaflightで、次のCLIを入力。
③「set spektrum_sat_bind = 9」Enterキーを押下。
④「save」を入力、Enterキー押下
⑤USBケーブルを外し、フライトコントローラーの電源ON。 レシーバーLEDが速いフラッシュでオレンジ色にLEDが点灯していればバインドが待機モードになっています。
⑥バインドスイッチを押しながらプロポの電源を入れ、オレンジ色のLEDが常に点灯すればバインド成功!
一度バインドすれば、以降はこの手順は必要なく、プロポの電源を入れるだけで使えるようになります
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フレーム
- フレーム全般
大きさは65mmフレーム
- 純正フレーム
- 社外フレーム
社外フレームはBetaFPVより購入。
Upgraded Beta65 Pro Micro Brushless Whoop Frame
純正フレームとbetaFPVのフレーム形状に大差なしです。
現状BetaFPVからしか安定して入手できない気がします
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プロペラ
- プロペラ全般
サイズは31cm、軸穴1mm?inductrixなどのコアレスモータ用のプロペラは穴が細くて入らなかったです
- 純正プロペラ
スペア付属
- 社外プロペラ
BetaFPVで購入可能
31mm 4-blade Micro Whoop Propellers (1.0mm Shaft)
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モーター
- 全般
サイズは603
3ピンコネクタでフライトコントローラの内蔵ESCと接続
- 純正モーター
16000kvとあります
コアレスブラシモータと比べ、スラストがパワフルです。
- 社外モーター
BanggoodやBetaFPVで買えるみたいです。故障したら買います。
19000KVのモータも出ているようです。どう操作感が変化するのかいずれ試してみたいところ...!!
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バッテリー
- バッテリー全般
コネクタはJST2.0
- 純正バッテリー
写真一番上の物。260mAh HVバッテリー。ちょっと縦長。
評判悪い?確かに飛行が安定しないような気がします(飛ぶことには飛びます)
HBFPV HB65 Brushless Whoop Review 😀(1:14あたり)
- 社外バッテリー
5PCS Charsoon 3.8V 250mah 30/60c HV4.35 Lipo Battery PH2.0 Plug
写真真ん中の物。
Banggoodでよく品切れになる人気商品。5本で1800円くらい。
バッテリーはinductrixと同じサイズでコネクタはJST2.0になっている。
こちらは純正バッテリーと違い、快調そのもの。
充電器買いました。
6CH USB 3.8V 1S LiHv Battery Charging Adapter Board 4.35V USB Battery Charger
この充電器、ボタン一つでHVと通常バッテリーの充電を使い分けられると書いてありますが、どう考えても嘘ですwこれのせいで通常バッテリーをお釈迦にしてしまいました(泣)(泣)(泣)
充電電流を0.2Aもしくは0.6Aに切り替えられるスイッチしかなく、これは充電を急速充電か通常充電かを切り替えるスイッチだと思われます。
光って綺麗です(笑)
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フライトコントローラ(色々トラブル発生→解決して快適に)
Beecore F3 ESC + OSDモデル
レシーバーは別途つけるタイプ。私は付属のDSMXレシーバーをつけました。
BetaFLIGHT 3.2
バインド後飛ばしてみたら...ピッチ・ロール・ヨーがスティックを倒した方向と逆に動いている!!!
以下の方法で反転させる必要がありました
ピッチロールヨースロットルの反転コマンド:rxrange
①CLIにて rxrange と入力すると、現在の設定状態が確認できる
②CLIにて rxrange 【コントロール番号】 【最小】 【最大】の入力で、操作の範囲を設定できる
例えば、①でrxrangeコマンドのみ叩いたときに設定されている値が
rxrange 1 1000 2000
となっていた場合で、この範囲を反転させたい場合は②のコマンド例として
rxrange 1 2000 1000
と入力すると反転されます
【コントロール番号】は基本一桁の数字で
rxrange 0 はロール
rxrange 1 はピッチ
rxrange 2 はヨー
に対応していました。逆になってしまっているものの設定を反転させてあげましょう
買ったやつは内蔵ESCが一部不調っぽく、左後ろの感度が悪かったです。ハズレをひいたっぽい...
※と思ったら、対処法発見しました!!!
ConfigurationのESC/Motor Features
DSHOT600の設定項目、「Motor Idle Throttle Value」を、デフォルト値4.5から10にしたところ安定しました
低すぎるパーセンテージでは電圧がばらついてしまうので、ある程度の出力でアイドル運転させるようにしないとだめだったみたいです
このフライトコントローラはOSD内臓で、videoIN videoOUT + - の4線でカメラと接続し、カメラに各種情報を載せられます。
情報表示するのは楽しいです。私はコールサイン・電圧・バッテリー接続後の総飛行時間を出しています。バッテリーの状態を可視化しておくことでスロットル操作に役立ちますね^^
もう一つ、STAB ACROなどのモード表示も設定しています。今モードが何になってるのかが確認できてありがたいです。
突然バインドしなくなった&カメラが死んだ
落下衝撃で半田は取れます。再度くっつけ、再発防止はグルーガンで。
デフォでついてた配線は弱いです。すぐ千切れてしまいます。
衝撃で配線はちぎれるということを初めて学びましたよ...;;
取れないように、グルーガンですべて補強しました
別途AWG32の配線を購入したところ、こっちの方が細いのに丈夫。
ついでにカメラとFCが直結していたのでコネクタ仕様に改造
コネクタをつけるために圧着ペンチを購入。AWG32が圧着できる細いものに対応したものを買いました(5000円くらい)。
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キャノピー
これダメです!!
キャノピーの取り付け穴の幅が狭いせいで、取り付けるとフレームを湾曲させてプロペラが干渉します!
キャノピーは別のものを使うべきです。
ちなみに、このキャノピーのカメラ角はinductrix fpvよりも上向き気味ですね。
上向きだと...部屋で飛ばすにはやりづらいことを実感しました!これって広めの場所で飛ばすためのセッティングかもしれません。
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カメラ
名称はHB-OV25
でも基盤にうっすらVM275Tの刻印がある...
別途系統図付きで買ったVM275Tとは選択できる周波数が同一で、ボタンで切り替える順番が違うだけでした
送信機のチップも同じくRTC6605が確認できたためVM275Tと同じ系統図でHB-OV25も保障を受けることができました。
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最後に
私の初めてのBetaFLIGHT機。設定方法がわからず大苦戦しましたが、入門として良かったかもしれません。PCで機体セッティングできるのは楽しいです!!
何となくわかってきたら、飛びっぷりがわかってなかった時と比べて見違えるほど素直に飛んでくれるようになりました!買ったばかりの時は「不良品だ!!」とか思っていたのに、今では所有しているドローンの中で一番信頼している機体です(笑)
そしてブラシレスモーター...何度飛ばしてもモータ劣化があまり気にならず、ストレスフリーです!!!これだけでもブラシレスはかなりおススメ!!!!
キャノピーがダメダメだったので交換し、今ではかなり”オリジナル機体”な風貌となって満足度上がってます(笑)
買ってよかったなぁ